2008年春の旅日記4〜天にかかる橋〜

城崎温泉駅から普通列車に乗り込み、さっそく先ほど買ったカニ寿司弁当を
いただくことに(^o^)/


う〜ん、うまい。やっぱりカニは最高/(ToT)/
寿司酢の甘さもありまずが、カニそのものにもほのかな甘み。
いっきに元気出てきた〜!!!
列車は城崎温泉から浜坂・香住方面をめざす。
列車は山岳区間を通りますが、この辺まで来ると海も近いので
ちらほら海岸が車窓から見えてきます。しかし列車は再び山あいに入り、
列車はトンネルへと入る。トンネル内で列車はだんだんとスピードを落とし、
やがてそのトンネルを抜けると、列車は小さな集落のはるか上空を通過する。

そして、列車は駅に停車する。降り立ったこの駅は「餘部(あまるべ)」駅。
この駅の最大の特徴はすぐ京都よりにある巨大な鉄橋、「余部鉄橋」。


この橋はふたつの山の間に建設され、その真下にある余部の集落の上空を通過する。
現在多く見られるようなコンクリート橋とは異なり、トレッスル橋という独特の作りをしている。
各骨組みは鮮やかな朱色に塗装され、これが海や空の青色・付近の集落の情景とマッチし、
絶好の景観を作り上げている。(でもこの日はあいにくの雨でしたが。。。)


また現在これほどの巨大なトレッスル橋はなく、建築物としての存在意義も大きい。
そのため、この余部鉄橋は観光地として多くの人々からの人気もある。
しかし、この歴史的建築物も老朽化が進み架け替えを余儀なくされてしまった。
工事は2007年5月から始まり現在進行中であるが、それだけのスポットならば
人目でも見てみたいと思い、完全に橋がなくなるその前にこの日に見に来たわけである。
まあ折角来たのだから集落に降りてぶらぶらして見る事に。
余部は昔ながらの瓦屋根の民家が並ぶ落ち着いた町並み。
街の中の道から余部鉄橋を見上げるとあらためてそのすごさを実感します。


もう折角なんで鉄橋の直下に行って橋を見上げてみました。高〜〜〜(^0^)!!

こんなすばらしい鉄橋にも残念な歴史もあります。
かつて強風により鉄橋を通過中の列車が集落に落ち、下にあった工場を直撃するという
死傷者を出すほどの惨事もあったらしい。
そういうことも含めてこの鉄橋には地元の人や鉄橋を愛する人からいろいろな
思いがこめられているのでしょう。
やがて乗ってきた列車の折り返しが駅にやってたので、それに乗ってきた道を引き返します。
この鉄橋は僕が想像していた以上のものだったので大満足です(^o^)v
最後に再び鉄橋を通過するときに、列車から写真をパシパシ!!!



いい思い出になりました!