2008年春の旅日記1〜モグラとダム〜

8:05分高崎駅

ふだんは研究室にひきこもってDNA配列を眺めている
私ですが、たまに趣味の一人旅をします。
この日も18切符を持って早朝の電車で高崎に来ました。
起きてすぐだったので駅ナカで朝食(-_-)>

ここから上越線で北に向かいます。
めざすはモグラ!
前橋、渋川といった市街地をぬけると
山も近づきちらほら積もった雪も見えてきました(^o^)

そして関東と上越の境(?)の水上駅に到着。
この辺は温泉で有名な場所で車窓からも旅館が
ちらほら見受けられます。
ただ気が付けばあたりは銀世界(+o+)
ちらちらと雪も降ってきました。さむ〜(>_<)

ここで再び電車を乗り換えて、めざすは2つ先の
土合駅モグラとはこの駅のこと。
土合駅は駅がトンネル内で地下70mのところにあり、
地上に出るのに約10分もかかると言われている。
いざ土合駅に着くとほとんどが登山客。


この駅は谷川岳への最寄り駅で、ハイカーには
元々人気のある駅です。また菊池直恵作の
鉄子の旅」でも取り上げられた駅であることから
私みたいな物好きな観光客もちらほら見られた。
(物好きか登山客かは姿・格好で明らか・・・)
そしてメインの地上へ出るための階段。
全部で462段あるそうです。(-o-)


ハアハア・・・。
最近運動してないためか、すぐに疲れる(>o<)
そしてようやく地上に着くと、お疲れ様の看板。

でもここから改札口に行くにはもう少し歩きます。
(いったいいつになったら出れるのか。。。(-_-#))
この土合駅は上下あわせて一日10本しか電車がない駅で
周りもなにもありません。(臨時列車除く)

すぐに上り列車が来るので、上りホームに向かいます。
(乗り遅れたら大変だから(>_<))
上りホームは下りと違って地上にあるのですが、
いかんせん何もない駅のため、ホームの雪はそのまま。
どこがホームでどこが線路かもわからなくなるくらい(>_<)


つもった雪を舞い上げながらやってきた上り列車にのり
来た道を戻ります。
次はダムに関する駅。吾妻線に乗るために渋川駅まで戻ります。

さすがに朝が早かったこともあり、いざ吾妻線に乗ると、
まぶたが重くなり・・・(-_-)ZZZZ
気が付くともう第二の目的地、川原湯温泉駅


現在八ツ場(やんば)ダム建設が進んでおり
(2010年度完成予定)、ダム完成後この駅は
水没してしまいます。
駅周辺は山の斜面も近くとくに何もありません。
しかし、少し歩くとすぐに川原湯温泉街があります。

でもこの日は人気も少なく、ものさびしい感じが
ありました。(いいかえれば、お忍びでゆったり
したい人には向いている場所なのかも(?_?))
すたこら温泉街をあるいていると共同浴場「王湯」
という場所があったので、ここでひと風呂浴びることに。

入浴料は300円(安い。。)で内湯と外湯の二種類が楽しめます。
ここは70〜80度くらいの源泉がそのまま出ていて
それを水で覚まして提供しています。なので風呂が
硫黄くさいくさい(まあこのにおいが温泉に来た感を
出してくれるのですが(^o^))
体もあったまると、そのまま山側に歩いていき、
隣駅の長野原草津口駅に。

歩いている途中ダム工事が進んでいるためか、大型トラックが
多く走っていて排ガスがひどいのが少し残念だったところ。
ちなみにこの長野原草津口駅もダムによりしずんでしまいます。
人が生きるために水がめとしてダムは必要なのかもしれませんが、
それによってこういった街がしずんでしまうのは残念(>_<)
この日はそのまま来た列車に乗りかえりました!