RAMディスク

ポスドクさんからラボのサーバーにRAMディスクを作って
と頼まれ、早速やってみることに。
「RAM」とはRandom Access Memoryのことで、RAMディスクはメモリの一部を
ハードディスク(HDD)のようなディスクドライブとして利用する仕組みのことをいう。
HDDは二次記憶装置であり、コンピュータで処理するためには一次記憶装置であるメモリ
に一旦移動してから処理することになる。しかしRAMディスクは一次記憶装置であるため、
CPUが高速にアクセス可能であり、プログラムの速度向上にもつながる。
Linuxでの設定は以下の通り

$ su # rootで
# mkdir /ramdisk # マウントポイントを作って
# mke2fs /dev/ram0 # フォーマットして
# mount /dev/ram0 /ramdisk # マウントして
# df # 確認

dfコマンドでRAMディスクが確認できればOK!
ただRAMディスクもメモリの一部を使うため、実際処理を行うときのメモリの容量が圧迫
されてしまう。またメモリの大きさを考えるとRAMディスクに大量のデータをおくことも
できない。そのためRAMディスクは中間ファイルの書き出し等に向いていると言える。