台湾旅行記6〜台湾高速鉄道〜



さて再び台湾旅行記です。今回はこの旅行の目玉でもあった
台湾新幹線こと「台湾高速鉄道」。
見た目は東海道新幹線の「のぞみ」そのものです。
台湾ではこの新幹線の開通によって台北市に宿をとりながら
台中・台南地方の観光も日帰りでできるようになりました♪
中国語のテキストを持って、
「ウオーシアンマイ・・・」
と練習しながらチケット売り場にて並んでいると、
後ろのオバちゃん(いやお姉さんが)、
「ウオーシアンマイピャオ・・・」
と中国語でのチケットの買い方をレクチャーしてくれました。
ちゃんと発音ができるとお姉さんがグーとジェスチャーしてくれて
ちょっとした臨時講師になってました。
そしていざ覚えたての中国語で新幹線チケットの受付嬢に話しかけると
「How many ?」
え、英語・・・(((。。)))
新幹線の職員さんはどうやら英語がご堪能らしい。
まあ結局英語と多少の中国語をまじわえながらチケットを購入。

さてチケットも無事に手に入れたのでホームへ向かいます。
速達系の列車を利用すれば台北駅から終点左営駅まで約1時間半
でつきます。ただ料金はちょっと高めで普通席で約4000円ほど、
ビジネスクラス席(グリーン車みたいなもの)で約6000円です。

さて車両内に入って行きましょう。まずは自販機とトイレ。
この辺の様子は完全にのぞみですね(!^o^)
まあ同じ日立製なので似てて当然なんですけどね。

そして座席です。2−2列シートです。
実はここビジネスシートなんです・・・。
ちょうど私が台湾を旅した日は日本で言うお盆にあたる日で
多くの人が新幹線を利用していたため、普通席が満席でとることが
できませんでした。

まあちょっと高い料金はとられましたが、せっかくのグリーン車って
ことで思いっきり満喫することに♪(もちろん生涯初のグリーン車です)
オレンジ色の紙が切符。そしてその上にあるボタンは座席灯のスイッチ。
横には飛行機同様にラジオがついています。まあすべて中国語なので
勉強を始めたばかりの私にはちょっとハードルが高すぎですが・・・(>o<)

こちらはテーブルについている車内の案内。まあ新幹線に乗ったことのある
人にとってはお馴染みのものですね。中国語で書いてありますが、デザインも
ほぼ同じなのでどこにトイレや自販機があるかがすぐわかります。

また驚いたことに、台湾新幹線グリーン車ではコーヒーとお茶菓子の
サービスがありました。右上のカップがサービスのコーヒー。
ちなみに中央のコーラはそうとは知らずにのどが渇いたので自販機で
購入したやつ(ToT)
そして新幹線が出発。しばらくは地下を走り、市街地を抜けるあたりから
地上を走り始めます。ちょうど列車に乗ったのが昼ごろだったので
車内販売の駅弁を食べることに。

まあ俗に言う豚丼というやつでしょうか?煮豚がご飯の上にのったやつです。
いざ食べてみると、う、うまい。まあ煮豚がうまいのは当然なのですが、
それ以上にうまかったのが上についているお惣菜。
いい感じに味がしみていて、かなり満足しました(*^o^*)♪

新幹線は揺れもすくなく、静かで乗り心地は最高です。
(まあグリーン車だし)車窓を見ていると田園風景がほとんど
ですが、駅が近づきだすとちらほら住宅地が見られるように
なってきます。こういった車窓の変化を楽しむのも
鉄道旅の醍醐味のひとつですね♪

ちなみにこちらのフォトは帰りにのった普通席。
日本の新幹線同様の2−3列シートです。
帰りは意外に空いていました。乗り心地は悪くありませんが、
行きのときにグリーン車を堪能してしまった私にとっては
やや物足りなさも残る部分はありました。
まあ今後一生グリーン車に乗ることはないんだろうけど・・・。
つかの間の幸せでしたがいい思い出です♪