日本から来た高校生

今日、研究室で仕事をしていると、
「ちょっと手伝ってもらえないか?」
と事務の方に呼ばれました。
ついて行くとそこには愛知県の高校の生徒さんたちと引率の先生が
見学に来ていて、彼らに日本語で翻訳・説明してあげてほしいとの
ことでした。ちょうど、次世代DNAシーケンサHiSeq2000の説明を
受けていたところで、シーケンサの原理などを私が日本語で補足説明
をしました。アメリカに来てから、大学関連以外の人と日本語で話を
したのはかなり久しぶりでした。多少難しい内容はあったかも
しれませんが、普段あまり見ることのない研究機器や海外の研究室を
見ていた彼らの目はとってもキラキラしていたように感じました。
私が彼らくらいの年頃の時は、海外なんてほとんど考えたことも
ありませんでしたし、海外に行く機会もありませんでした。
(正直、本州から出たことすらありませんでした。。。)
そんな私が十数年後には、アメリカで日本から来た高校生に、
「海外はこんなところだよ。」と説明する立場になっているの
だから、人生は何が起こるかホントわからないものです。。。(A;^o^)
彼らにはこの見学で「こういう世界もあるんだ!」っと将来の選択肢の
ひとつに加えてもらえればいいかなっと私は思いました。
私は別のミーティングのため、1時間ほどしか生徒さんたちと話は
できませんでしたが、若いフレッシュな力を少し分けてもらえたような
気がする今日この頃でした。