日本の車窓から2

さてそのまま列車で北上し、長野駅に到着。
私が旅行するときは、夜行を利用することが多く、
旅先ではかならず疲れを取る意味もこめて
温泉に立ち寄ることにしています。
そこで向かったのが湯田中温泉


長野駅から長野電鉄という私鉄に乗り換えて
特急列車で45分ほどでつきます。長野オリンピック
有名になった志賀高原の近くですね。
長野電鉄で乗った特急列車は旧小田急ロマンスカー
(今は「ゆけむり」という名称がついてます)。
展望席、ハイデッキ、回転リクライニングシートと
地方私鉄では考えられないほどの高レベル車両(^o^)v
これがわずか100円の追加料金だけで乗車できます。
さらに湯田中駅前の「楓の湯」温泉券つきの往復切符
特急券込)が大人1500円で販売している
ため、ちょっと立ち寄ってみる気にさせてくれます(^-^)b
(長野-湯田中間が片道1130円ということを考えるとかなり
お得です)

さて湯田中の市街地を見学します。まずは駅前。
なにやら人が集まっているな〜と近寄ってみると
地元の人たちによる高原野菜等の販売を行っていました。
品を見てみると手作りりんごジュースやジャムなどが
手頃の値段で販売されています。さらに驚いたのは
こぶしよりももう少し大きいくらいのサイズのリンゴが
3個ほど袋詰めでたったの50円(>o<)
やっ、安すぎるでしょう〜!
正直買って帰っても、その晩にデザートとして食べても
よかったかもと、今でも後悔(#-_-)

さらにその近くでは足湯があり、ここでのんびりできます。

駅からちょっと山の方に向かうと、湯田中の市街地を一望できます。
この日は天気があまりよくなかったのか、霧(雲?)が山を覆っています。

さてさて市内見学も一通り行った後は、メインイベントの温泉♪
もちろん往復切符についているここ「楓の湯」で一風呂あびます。
浴場は室内風呂と露天風呂のふたつ。まだ12時前で中はそれほど
混雑はしていなかった。そのかわり露天風呂はほぼ貸し切り状態。
足を伸ばし、半身浴でゆっくりと夜行の疲れをとります♪
風呂を出ると待合室で休憩。ちょうどWBC韓国戦の中継をやっていたので
30分ほどそれを見てました(日本勝ちましたね♪)

風呂の後はお腹がぐーぐー泣いていたので、駅前にあった
この食堂で信州そばを食べることに。
このお店はたぬきだろうがきつねだろうがすべてが一律600円です。
(かけそばのみ550円!)
そして頼んだたぬきそばが来ると
「これ、ふきのてんぷらです。」
とそのお店の店主が駅前の市場からかってきたふきをてんぷらにして
サービスしてくれました。サンクス(*^o^*)
お店の方には大変暖かいもてなしをしてくださって、地元に関する
いろいろなお話を聞かせていただきました。
私が放浪の旅をしていることを伝えると、地元のスポットを
いろいろと教えてくれました。(どうやら近くの寺の天井には
北斎の描いた絵があるとか、残念ながら次の列車の都合上
立ち寄れませんでしたが、次来る機会があればぜひ)
お腹も体も十分に満足できたので、再び旧ロマンスカーに乗って
長野駅へと戻りました!