日本の車窓から6


会津川口駅を出た列車はさらに山岳地帯の奥へと入っていきます。
この辺まで来るとさすがに豪雪地帯で有名な場所名だけ、
3月下旬でも雪がたくさん積もっています。



ちょっといくらか取り損ねはしましたが、川沿いに走るこの只見線の車窓を
見て、多くの乗客が、
「うわー」
「きれい」
「絶景だね」
とその美しさを絶賛していました(*^o^*)


列車は交換駅である只見に到着。また6−8分の停車です。
完全に山奥の駅という感じで、雪も積もっているだけに
結構肌寒かったです。ほかの駅とは異なり只見の駅舎の中には
観光センターのようなものも併設されており、いくらかの乗客は
ここで手土産を買っていました。

只見を出てもまだ山岳区間は続きます。車窓を見ているとほとんど民家がなく
ほんと秘境を走っているという感じがします。普段都会生活な私にとって
こういった人里離れた場所は大変落ち着きます。


列車はしだいに小出近くにさしかかってくると、雪の積雪量も少しずつ
減ってきて田園風景が見られるようになってきます。会津若松を出てから4時間以上
列車に揺られてきただけあって、太陽も少しずつ山の後ろに沈んでいきます。

そして列車は終着駅の小出駅に到着。全4時間34分間の只見線の旅はここで終了。
正直な只見線に対する感想は、
「鉄道やカメラ好きにはあきることはないが、興味のない人にはつらい旅」
でした。
この後は3本の列車を乗り継いで東京方面へと戻りました。
いやー、今回の旅も結構楽しかった(^o^)v