冷房化率

いやー最近は気温も上がって暑くなってきましたね。
先日は研究室にいて自然と汗をかいてしまいました(;^o^)
電車に乗っても、冷房がオフになり、窓があいている状態
がしばしば見られます。そんな列車に乗っているときふと
感じたのが、
あれ、なんか懐かしい感じ。
です。私が小学生低学年くらいの頃だったでしょうか、
電車に乗ると天井にでっかい扇風機がとりつけてあって、
夏場はそれがグルんグルん回っているのが普通でした。
冷房がついている車両なんて、ほとんど走ってなかったような
気がします。それがいつの間にかどの列車にも冷房がついていて、
冷房に弱い人用に弱冷房車たるのものがでてきていました。
そこで今日は首都圏の私鉄がいつ頃から冷房をつけ始めたのか
ちょっと気になったので調べてみました。
冷房装置そのものは特急列車には結構搭載されていたようです。
通勤列車はドア開閉が多いことから見送られることが多かった
ようですが、1960年代に京王電鉄が通勤列車に取り付けると、
首都圏私鉄に通勤列車の冷房化が進んだようです。
そして1984年に京王井の頭線において首都圏私鉄で初めて
全車両冷房化を達成したそうです(ちなみに私はこの頃2歳)。
1990年代になると大手私鉄では冷房化率が99%となったそうです
が、それでも100%ではなかったようです(この頃私は小学生―中学生)。
そして月日がたち、今大手私鉄の多くが冷房化率100%を達成して
いるそうです。まだ猛暑とは言えないこの時期。窓からの風は結構
快適です。ただまだ5月。これが6−8月と猛暑のピークとなる時期が
心配ですね。もちろん節電は大変重要ですが、無理をして体調、最悪の
場合命を落とされる方が出てこないことを祈るばかりです。

ひとまず鉄道ネタだったので、それっぽい写真を一枚。