はじめてのポスドク採択

結局失敗したと思っていた最初のラボも面接後数日後に
「どうだ興味を持ってくれたか?もう一回Skypeするか?」と言ってもらえた。
これまでの反省から、自分からもっと積極的に行かなければならないと思い、
面接後各Professorの研究についてこんなことはできないのかとか
質問メールを返してみた。幸いどちらの研究室からも、
「それはいい質問だ。」とか「まさにそれをやろうとしているんだよ。」とか
好意的な返事がもらえた。これはなんとなくうまくいくんじゃないか
と感じてきたのだが、二週間ほどたってもどちらのラボからも何の連絡も
なかった。確かに二つ目のラボでは「今月まで」といっていて、
その時はまだ月末でもなかったので、もうちょっと待つべきなのだろうが。
結局、1月の最終週に行われた私の博士審査会のとき、
私はまだ4月からの進路が決まっていない状態であった。
博士審査の副査の先生方からは「修了後どうするの」とか聞かれるのだが、
「まだ決まってなく。。。」と答えるしかなかった。
結局、あー今回もダメだったな〜と思って、次の求人を探し始めたその時、
1通のメールが届いた。忘れもしない1月31日、本当に一月の月末、
そっとそのメールを開くと、
「何人かと面接しましたがあなたを採択します。」
という旨が書いてあった。私の海外への道が開かれた瞬間であった。