はじめての銀行口座&デビットカード

アメリカに来て一週間ほどたった頃、銀行口座を作った。
以前も述べたが、口座開設には通常SSNという番号が必要とされる。
ただYale大のネゴシエーションもあって、Yale大学の学生・ポスドク
SSNがなくてもDepositなしで作ることができる。
ニューヘイブンにはいくつか銀行があったが、最も大手な
Bank of Americaで作ることにした。一番の決め手は、銀行が私の所属する
メディカルのキャンパス内に(正確にいうと病院内)あったことである。
いざ行ってみると、銀行員さんの対応が本当に丁寧であった。Yale大学の
ポスドクである旨を伝えると、その銀行員は書類の準備をし、口座についての
説明を始めた。口座にはchecking(当座)とsaving(普通)の二種類がある
こと、口座に250ドル以上あると口座維持料3ドル/月がかからないこと、
インターネットバンキング、その他サービスについて英語の苦手な外国人に
わかるように紙に書いて教えてくれた。一通り説明してもらうと、仮の
キャッシュカードを渡され、ATMでの使い方を教えてもらった。こちらの
キャッシュカードにはデビットカード機能というものがついている。
もちろんデビットカードをもったのはこれがはじめて。
クレジットと似ているが、お店等で使用するとすぐさま使った分のお金が
口座から引き落とされるのだ。またキャッシュバックという機能もあり、
デビットカードで買い物をしたときに、支払額に数十ドル上乗せして
上乗せ分を現金で受け取れるのだ。つまりATMでの引き出しと同じことが
お店で同時にできると考えていいだろう。はじめは口座にお金がなかったので
デビットカードは使っていなかったが、あまったトラベラーズチェック
口座にいれてからは買い物はほぼデビットカードで行うようになった。
これにより多額の現金を財布にいれる必要がなくなった。