はじめてのホームパーティー

ある日アパートに帰ると、ドアの前に置手紙があった。
同じアパートの住人からで
「こんどうちで同じ研究科の友人たちとホームパーティーをやるんだが、
アパートの住人もぜひ参加しないか?」
という内容だった。私の住むアパートには部屋が9つあるが
ほとんどの人たちと話をしたことはなかった。うまく
コミュニケーションできるか心配な部分もあったが、折角誘って
もらったので参加してみることにした。ちなみにこのパーティー
各自が食べ物飲み物を持ってくるという決まりで、
私はサーモンのサラダとリンゴジュースを持って行った。
いざいってみると温かく迎えてもらった。みんなアメリカの人かなっと
思ったが、話をしていくと多くの人達が外国人であった。
中国、トルコ、インドなどなど。またこのような国際色あふれる
メンバーだったので各自が持ってきた料理も多国籍料理であった。
しばらくすると、外でバーベキューをやるとのことで、みんなで
アパート前の庭に出た。この辺は家が大きいアメリカ特有という感じが
した。日本(特に東京)では家の庭でバーベキューなど限られた人たち
じゃないとできないだろう。このパーティーの主催者は”international relationship”の修士の学生さんで、参加者の半分は彼の同期だった。
またアパートの住人とも話ができたが、半分くらいがここ1,2か月の間に
来た人たちだった。アメリカではちょうど9月が学期始めなので、
当然といえば当然なのかもしれないが。
この頃から日本人以外の知り合いも少しずつできてきたのだった。