はじめてのシャトルバス

私が通うYale大学には無料のシャトルバスがいくつか
走っている。ちょうどアパートの目の前にこのシャトルバスの
バス停があり、普段はこのバスを利用して通学している。
今回はこのシャトルバスを初めて利用した時のお話。
シャトルバスはキャンパス周辺と私が住む住宅街周辺を結んで
いる。週末になるとルートが代わり、最寄りの駅や近くのスーパー
を通り、学生・職員の週末の生活を支えている。
シャトルバスが運行しているのは、アパートに引っ越した時に
大家やアパートの住人から聞いていた。シャトルバスには
GPSが搭載されており、バスが近くにくるまで家の中で待機すること
もできる。そしていざ乗ってみる。乗り心地はおせじにも
いいとは言えない。扉が壊れていたり、よくゆれたり。
でも家からキャンパスまでDoor to Doorで運んでくれるので
大変ありがたい。そしていざキャンパス近くに来たので降りようと
思ったその時、
「どうやって降りるんだ?」
日本のバスのように「降ります」ボタンなどどこにもない、ふと
周りを見ていると他の乗客が窓の近くにあるひもをひっぱった。
するとビーと音がして、バス停で停車した。そう、このひもが
降りる合図なのである。市バス等には乗ったことがないので
わからないが、こういうシステムの違いに時々悩む。